このページでは、私達が作る「ふるもーす」という世界について詳しく紹介していきます。
ふるもーすとは?
ふるもーすは、私達が独自で考えた世界観の総称で、創作活動で使用しているブランド名のようなものです。
私達のオリジナルキャラクター達が住んでいる世界の名称がふるもーすワールド。
この世界を舞台に各キャラクター達の
・気ままな日常
・たまに起こる珍事件
・心の交流
といった出来事を面白おかしく、時には真面目にイラストや文章で表現していきます。
ふるもーすの世界を表現する方法は一つではありません。
・一枚のイラストや絵
・絵本(紙・デジタル)
・紙芝居
・フエルト作品
・布絵
・映像
・小説・物語
・マグカップ等のグッズ
など、その都度自分達が表現したいと思った方法で作品を制作していきます。
ふるもーすの語源・由来
ふるもーすという言葉の由来は、ルーマニア語から来ています。
ルーマニア語でfrumosは「美しい・綺麗・素晴らしい・最高」といった意味があり、主に感嘆詞として使われます。
2010年、ルーマニアを旅した時に現地の人々がこの「frumos」という言葉を頻繁に使っているのを耳にしました。
・朝焼けに染まった美しい空を見上げた時…
・夕闇に照らされた教会の美しさにハッと息を飲んだ時…
・綺麗な女性や可愛らしい少女を目にした時…
・心の琴線に触れるような何か素晴らしい体験をした時…
こぞってルーマニア人が「frumos!」と呟いていて、私もそれに倣って旅先で何かしら感銘を受けた時にはフルモースという言葉をよく使うようになりした。
その可愛らしい響き・意味合いも含めて「frumos」という言葉がとても気に入り、いつか自分の創作活動に使いたいと思っていたのです。
「最高!素敵!」と感じた瞬間、つい無意識に思わず呟いてしまうひと言。
自分にとっても、作品を見た人にとっても「素晴らしい」。
そう感じてもらえるような世界を作っていけたらいいな・・・という願いを込めて、私達の想像世界に「ふるもーす」という名前を付けました。
ふるもーすのキャラクターについて
ふるもーすに登場するキャラクターは全部合わせて100体以上。
全て自分達の空想から生まれたもので、今でもなお増え続けています。
お話のメインキャラクターはビーバーとビーすけという双子の兄弟ですが、彼らの仲間達を含めた全員がふるもーすワールドの住人。
ふるもーすに登場するキャラクター達はただ可愛らしいだけではなく、どこかとぼけていて愛嬌のある親しみやすい性格をしています。
一癖も二癖もある個性の強い彼らではありますが、何故か憎めない、むしろ知れば知るほどハマってしまう、つい気になってしまう・・・
そんな風に皆の心のどこかに引っかかる可愛らしさやインパクトを持っているのが特徴です。
是非、あなたもふるもーすの中から自分だけのお気に入りの1匹を見つけてみて下さい。
なによりも大切なのはキャラクターへの愛
ふるもーすという世界を作っていくうえで私達が何よりも大事にしているもの。
・・・それはキャラクターへの愛です。
1匹1匹見た目も性格も違います。
だけど、皆それぞれがふるもーすという世界の大切な住人達です。
・キャラクターを見てくれた方
・物語を読んでくれた方
・絵やグッズを購入してくれた方
皆さん一人一人が作品を通して「ふるもーす」という世界を感じていただけたなら…
キャラクターを家族のように、友人のように、大切な仲間のように思って目一杯の愛情を注いでくれたなら…
作者としてはこれ以上幸せなことはありません。
作品を作っている私も、ふるもーすの世界に触れている人達も、その両方が幸せになれるようなモノを作っていきたい。
ふるもーすのキャラを好きと思ってくれる気持ち、これこそが私にとって最高の喜びであり、創作の原動力であり、作り手として最大の願いでもあります。
ふるもーすを通して伝えたいこと(大きなテーマ)
ふるもーすの世界を描くことで私達が何を伝えたいのか?
ズバリ、最終的には愛を伝えたいです。
物語やキャラクターの心の動きを通して、愛情や絆といった「大切なモノ」の存在を感じて欲しいと思っています。
ふるもーすの中に流れている根底のテーマは家族愛。
家族といっても親子や兄弟といった血の繋がりによるものだけではなく、恋人や友達、仲間、地域のコミュニティetc・・・色々ありますよね。
自分と相手との深い関係性や絆を全てひっくるめた「家族」という存在がふるもーすの世界観にとってはとても大切です。
ふるもーすのキャラクターは、それぞれ種族も見た目も性格もバックグラウンドも全員違います。
変な奴もいれば嫌われ者もいます。
でも、一人一人の個性が独立して存在し、お互いに受け入れ合い認め合いながら一つの世界に共存しています。
「いらない人間なんて一人もいない」が隠れテーマ。
見た目・文化・宗教・言葉が違っても、差別や偏見なく互いの個性を認め合うことが大切。
自分を恥じる必要なんてないし、誰もが違っていて当たり前。
・自分を大切にすること
・自分自身を愛すること
・自分に自信を持つこと
これらは一人では出来ません。
誰かに愛情を与えてもらって、愛してもらえて、初めて自分を愛することが出来るのです。
自分を愛してくれる人=家族・恋人・友達・仲間であり、その人達との絆から愛が生まれます。
・愛情
・絆
・誰かを想う心
・理解すること
・受け入れること
・認め合うこと
・感じる力、感じる心
・感性や感受性、想像力を育てる
ふるもーすの世界観に流れているのはこうしたテーマです。
世界は愛に溢れているし、この世の誰もが愛される存在なんだということを作品を通して伝えていきたい。
物語を読んだ後に、大切な誰かのことを思い浮かべたり、心の中の大事な部分を思い出させるような、そんな作品を作りたいと思っています。