グッズ制作 創作活動をするための方法

ド素人がsuzuriでグッズ販売して感じたメリットとデメリット

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ふるもーすグッズ画像

こんにちは!ふるもーす(@frumosart)です

今回は、ド素人の私がsuzuri(スズリ)でオリジナルグッズを制作・販売して感じたメリットとデメリットについてを独断と偏見も交えてあれこれ語ってみたいと思います!

ついでに、自分なりに感じたグッズを売るためのコツやポイントなども個人的な意見を踏まえつつ備忘録がてらまとめてみました。

これからスズリでオリジナルグッズを作ろうと考えているクリエイターさんや初心者さんは是非参考がてら読んでみて下さいね。

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suzuri(スズリ)でオリジナルグッズを販売するメリット3つ

まずはスズリでオリジナルグッズを作ってみて私が感じたメリットについて語っていきたいと思います。

これはズバリ、グッズ作りの初心者でも制作・販売までのハードルが低いこと!

特に

・無料で販売できるからリスクがない
・簡単かつスピーディーな販売が可能
・サイト自体に知名度があるから安心

という点が1番の利点であり、素直にいいな~と感じた部分ですね。

これらについて1つずつ解説していきますね。

無料で販売できるからリスクがない

ふるもーすアクスタとTシャツ

スズリでグッズ販売する場合、基本的にお客さんから商品を注文されてから制作を受ける受注販売というスタイルになります。

受注販売のいい点は

・売れ残りのリスク
・自分で大量の在庫を抱える可能性
・初期費用がかかって赤字になる

といった不安がないのが非常にいいですね。

なんだかんだで無料で作れて無料で販売できるってのはかなりデカイと思います。

これがもし1つのグッズを作るのに1万円かかります、せっかく作ったのに1つも売れずに余ってしまって大赤字だぁぁ~~!となってしまったら悲しすぎますから。

作って売るだけなら0円ってのが初心者クリエイター側にとってはめちゃくちゃ有難いなと感じました。

簡単かつスピーディーな販売が可能

グッズ制作は自分が描いたイラスト画像をサイト内にアップロードするだけでいいので非常に簡単。

使いたいイラスト(規定サイズに沿ったもの)を既に持っていれば、アップロードしてちょっとした備考欄を書くだけで作業は終了です。

サイトにアップしたら、自動的に自分のプロフィールページにグッズが陳列されるのであとは売れるのを待つだけってのが最高じゃないですか!

その後の

・発注がかかってからのメール対応
・梱包・発送
・お金の管理
・顧客の個人情報の管理
・配達完了後のフォロー

等の面倒な作業は一切ナッシング。

お客さんとの個人的なやりとりや配送作業がない分、余計な手間やサービス的な対応に時間を割く必要なく、純粋な制作作業のみに集中出来る点がコミュ障の多い(笑)クリエイターとしても助かるのではないかと。

サイト自体に知名度があるから安心

SUZURIというサイトそのものが有名なので利用しているユーザーの数が多い点も魅力ですね。

CMや広告でもよく見かけますし、知名度が高ければ高い程、売り手側も買い手側も安心して利用できますから。

誰も知らないマニアックなサイトだと利用者自体が少なく、お客さんがそもそもいないって状況も十分考えられますし・・・。

suzuri(スズリ)でオリジナルグッズを売るデメリット5つ

続いて、実際にスズリを使ってみて私が感じたデメリットについても併せてご紹介していきたいと思います。

デメリットについては

・原価が高いので儲けが出にくい
・集客は自分でする必要がある
・色々な意味で自由度が低い
・こだわりを出しにくい
・顧客管理がしにくい

という5つが挙げられます。

これについても1つずつ見ていきますね。

原価が高いので儲けが出にくい

商品は先程も説明した通り受注販売なので、そもそもの原価が高くなる点がマイナスっちゃマイナスですね。

基本的に

商品の原価+自分が実際に貰うトリブン=商品の販売価格

となるので、自分のトリブンを高く設定しすぎるとグッズ自体の販売価格が高くなってしまうので売れにくいですし。

スズリ側が顧客対応や配送までやってくれる手間も料金に入っていると考えると、ある意味妥当なんだとは思いますが、儲けるって観点からすると微妙なラインかも。

集客は自分でする必要あり

スズリはグッズ販売のサイトとしては有名でユーザー数も多いのがメリットですが、その分、売り手側の母数も多いです。

つまり、サイト内には有名無名問わず無数のライバルがわんさかいるってこと。

ただ無名のクリエイターがポンっと商品を1つ2つ出して放置するだけではすぐに埋もれてしまいます。

次から次へと新作を出してユーザーにアピールするなり、SNS等からお客さんを引っ張ってくるなりしないと厳しいですね。

そもそも、オリジナルグッズなんてファン以外は買わないものですし。

単純にデザインがよくて買いたい!と思って購入してくれる一見客なんてほぼいないのでは・・・?

suzuri自体はあくまでグッズを販売するお店という立ち位置なので、集客は自分でしないといけない点はハード。

SNSやブログといった自分だけの集客媒体を持っていないと存在すら知ってもらえないので、ここは意識しておく必要があります。

ちなみに私のSNSアカウントの方もどうぞヨロシクお願いします↓↓

>>ふるもーすちゃんねる

>>ふるもーすインスタグラム

>>ふるもーすX

色々な意味で自由度が低い

SUZURIでは基本的にサイトで指定されている既定のグッズしか作れません

とはいうものの

・エコバッグ
・Tシャツ
・コースター
・キーホルダー

等、種類は豊富なので王道のものはほぼほぼ問題なく制作できます。

しかし、

・素材にこだわった1点もの
・アイデア勝負の逸品
・マニアックなアイテム

等、自分オリジナルのスペシャルな商品を販売したいなという場合、そもそもスズリでは対応していないケースも。

本当にオリジナルであれこれ作りたいのなら

・ベイス
・ストアーズ
・ショップファイ

といった自分だけのネットショップを開いた方がいいかも知れません。

こだわりを出しにくい

これも上記の自由度が低いに通じる話なんですが、商品のこだわりやブランドにまつわる物語等を説明しにくいのもデメリットですね。

やはり、自分のサイトじゃないから色々な意味でブランディングしにくいんですよ。

誰もが簡単に使えるサイトだからこそ、サイトのフォーマットや外観等は画一的で個性に欠けますし、作り手の想いや世界観等を文章や画像で語るにしても限界がありますし。

これが自分のオリジナルショップなら

・サイト全体のデザインや色味
・商品ページに載せる写真やイラスト
・ブログに載せるための記事や文章
・想いが込められたプロフィールページ

といった風にいくらでもこだわることが出来ます。

だからスズリでグッズを販売する場合、何となく単発のグッズ販売って感じになりますね。

自分の世界観を思い切り出したいのなら、スズリとは並行して自分のショップを開くことも視野に入れた方がいいのかなと感じました。

顧客管理がしにくい

スズリでは、受注~梱包・発送~アフターフォローといった流れを一括でサイト側がやってくれるので非常に便利だとメリットの方で解説しました。

でも、これは逆にいうと商品を買ってくれたお客さんに対してこちら側からコミュニケーションをとったり営業かけたりは出来ないってことなんですよね。

もし仮に自分で受注・発送・やりとり・金銭管理を全てやっていれば、

・住所
・氏名
・連絡先(メールアドレスや電話番号)

等の個人情報が手に入るので、購入してくれた商品の情報等も含む顧客リストが作れます。

そのリストがあればお客さん1人1人に

・季節のイベントやお知らせを送る
・誕生日のお祝いメッセージを送る
・ちょっとしたおまけサービス
・リピーター向けの企画やサービス
・お得意様に向けた対面のイベント告知

といった営業をかけることだって出来ます。

面倒な作業は全部サイト側がやってくれる=顧客リストが手に入らないから営業かけられない

ということと同義なので、本格的に商売したい人にとっては難点なのではないでしょうか?

suzuriは全く売れない?グッズを売るコツやポイントを考えてみた

続いて、実際に私がグッズを制作・販売してみて感じたスズリでオリジナルグッズを売るコツやポイントについてを、体験談を踏まえてあれこれ考察してみました。

あくまで個人的な見解なのでこれが正しいとは限りませんが、多少なりとも参考にしていただければ幸いです。

取り分を多く設定しすぎない

単純に売る、というか数をさばきたいなら自分のトリブンを高く設定しすぎないことが大事ですよね。

結局、取り分を高く設定するとそれだけ商品の販売価格が高くなってしまうため、お客さんも手を出しづらくなりますし。

実際皆どれくらいで設定しているんだろう?

気になった私はサイト内で軽くリサーチしてみたのですが、Tシャツなどのファッション類だと大体500円位で設定してるのかな?という印象です。

冷静にTシャツなら一般人の真理として3000円を超えると「高いな~」という感覚を抱きがちというか。

それ以上になると購入に対するハードルが一気に上がってしまいます。

なるべく合計で3,000~3,500円くらいになるような取り分に設定するのが売ることを考えると無難なのかなと感じました。

ピックアップをうまく利用

スズリでは新着商品の中からスタッフが厳選チョイスしたアイテムをフューチャーしてくれるピックアップというシステム(?)が存在します。

ピックアップされると人の目に留まりやすいので、なるべく新着商品を継続的に出して少しでも人目に触れるチャンスを狙うというのも策の1つかと。

あとは定期的にTシャツ割引キャンペーン等も実施されているので、こういったイベントをうまく活用して自分のグッズをアピールする機会を増やすことも重要ですね。

ただ、新着商品をガンガン出してもピックアップに載るとは限らないのでそこが難しいところなんですが・・・。

宣伝や集客を頑張る

基本的に有名無名問わず、グッズというのはファンがいないと購入されません。

アンパンマンのグッズだって、アンパンマンのファンがいるからこそ売れるわけです。

suzuriにグッズを出していれば勝手に売れていく・・・なんて甘い話はないため、自分お客を引っ張ってこないことには始まりません。

そのため、何かしらの集客装置は必須です。

今だったら

・インスタ
・X
・ティックトック
・ブログ
・YouTube

等のSNSやサイトどれか1つでもいいから運用することはマストと言えるでしょう。

外部での発信活動に力を入れて、SNS上でラフ画やアイデア出し等の過程を載せたりファンとの交流をしたりしつつ、ユーザーに興味を持たせること。

じゃないとなかなかグッズが売れるところまでは辿り着けないと思われます。

ちなみに、私達のSNSアカウントはコチラです↓↓

>>ふるもーすインスタグラム

>>ふるもーすX

>>ふるもーすYouTubeチャンネル

販売するグッズはある程度絞った方がいいかも

売るためのポイントという意味では、なんでもかんでもグッズにするよりも、ある程度販売するものを絞るのも1つの手ですね。

実際、自分で自分のマイページを見た時に

・コースター
・ポストカード
・エコバッグ
・ハンドタオル

と言った風に、雑多なモノが色々並べられられていもどれを選べばいいか分からないし、逆に欲しいものを見つけづらいかもなぁと感じまして。

一般のお店でもここは手ぬぐい屋さん、この店はTシャツ屋さんとか、パッと売り場を見た時に何屋さんか分かりやすい方が買う気になりません?

手ぬぐい屋ならあくまで手ぬぐいの中で好きな絵柄を探す的な。

Tシャツも色展開ありすぎるとわけわかめだし。

結局、Tシャツだって売れるのは

・王道の白黒グレー等のモノトーン系
・青緑黄色(淡いor濃い)等の基本色

とかその辺ですよね。

なるべく専門店を意識して、せいぜい2.3種類に絞ってその分色々な絵柄やデザインを考えた方がよいのかなと。

売り場をスッキリ見せることで、シンプル&お客さんに対しても分かりやすい印象を与えられますし、商品を選んでもらいやすくなる気がします。

市場調査をしてから販売する

そもそも、物を売るにあたって事前の市場調査はしておくべきですよね。

suzuriで売れてる人のプロフをチェックしたり、どんなグッズが売れてて、どんな絵柄が人気あるのか?とかはグッズのアイデアを考える前にしておいた方がいいです。

私の個人的な印象だと

・イラストに個性がある人
・分かりやすい絵を描く人

が売れやすいんじゃないかなと感じました。

要は、

・パッと見で個性やオリジナリティが伝わりやすい作品
・このイラストレーターさんの絵だ!って分かる作品

だと目につきやすいのかも知れませんね。

後は日常で使いやすいものから売っていくとか、自分はこれを売りたいんじゃ!という感情から切り離して需要をリサーチするところから始めるのが大事です。

suzuri(スズリ)でグッズ販売して感じた雑感まとめ

さーて、そんなわけでSUZURI(スズリ)でオリジナルグッズを販売してみて感じたメリットとデメリットについてあれこれ語ってみましたよ。

手軽に無料でスピーディーにグッズを販売する。

この経験を初心者が積める点は非常に有難いですよね。

実際に売れる・売れないは別としても、絵を描くのが趣味な人にとってはめちゃくちゃいいサービスだと感じました。

仮に売れれば創作のためのお小遣い稼ぎにもなりますし、制作・販売するだけなら金銭的なリスクは一切生じませんし。

サイト内のページに商品を置いておくだけなら損するどころか『グッズ制作・販売もしています』という自分の実績になりますからね。

ビジネスとしてやるならそれなりに考えてやらないと売れないと思いますが、あくまで趣味や経験として試しに作ってみるのは全然アリ!

これからグッズを作ってみたい初心者クリエイターにはぴったりだと思いますよ。

慣れてきたらもっと販促や集客に力を入れたり、自社サイトを立ち上げたりしてもいいですし。

スズリは他のグッズ制作サイトよりも圧倒的にユーザー数が多いので、グッズの需要をリサーチする場としても優秀!

自社のショップサイトを作る為の練習やマーケの場的な使い方もいいのではないでしょうか?

というわけで、以上、ふるもーす(@frumosart)でした!

是非あなたも一度オリジナルグッズ販売を試してみてはいかが?

いい体験になるし学べることも沢山あると思いますよ。

ではでは、楽しい創作ライフを!

suzuriの登録からグッズ制作・販売までの具体的な手順・流れイラスト作成の注意事項についてはこちらの記事でまとめているのでよかったら併せて読んでみて下さいね。

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