創作活動をするための方法 動画制作

動画の離脱率を下げるために必要なことは?YouTube反省記

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こんにちは!ふるもーすです(@frumosart)!

今回の記事では、YouTube初心者が動画を15本投稿して得た反省と動画の改善点を元に、離脱率を下げるために必要なことについてを備忘録がてらまとめてみました。

ちなみに私の作っている動画は

・顔出しナシ
・完全オリジナルの創作系
・画像をつなぎ合わせて音声をつけた紙芝居型
・絵本や童話系のエンタメジャンル

というわりとニッチなものとなっております。

この記事ではYouTube初心者の私が、再生回数を上げるために工夫すべき点や改善すべき点についてを項目ごとにつらつらと綴っています。

まだYouTubeを始めたばかりの初心者の方にとっては何かしら参考になる部分もあるかも知れないので、気になる方は是非読んでみて下さいね。

YouTube動画の視聴維持率を上げるためにはどうすればいい?

てなわけで、早速作品で改善すべきところについて考えていきまっしょい!

やはり、まず最優先に改善すべき点は離脱率

現段階で動画を最後まで見てくれる人が少ないため、とにもかくにも離脱率をもっと下げねばなりません。

これはアナリティクスで分析して、視聴維持率という項目を見れば「自分の動画が平均してどれくらいの時間見られているか?」を数値としてチェック出来ます。

目安としては、10分の動画なら4分は視聴維持率をキープした方がいいとのことですが、私の動画は基本的に10分を越えるものがほとんど。

大体平均13分くらいで、一番長いものだと15分くらいあります。

やはり10分超えの動画って初見の人にとっては長く感じてしまうので、なるべく10分ちょっきりくらいで抑えたいところではありますね。

もっと展開をスムーズにしたり、省けるところは省いたりして、演出を改善すればこの辺はもっとうまくやれるはず。

これらについて自分なりの見解も交えつつ、離脱率を下げるために工夫できそうなポイントをあれこれ考えていきたいと思います。

YouTube動画のテンポをよくするために改善できるポイント

というわけで、動画のテンポやリズムをよくするために「ここはもっと工夫・改善できそうだなというポイント」を項目ごとにそれぞれ羅列してみました!

動画の尺(時間)と構成を見直す

そもそも、10分以上の動画って冷静に長いですよね。

3分くらいでスパスパスパっとテンポよく切り替わる動画なら集中して見れますが、動画が長ければ長いほど飽きて離脱する確率も高まるのは当然のこと。

しかし、YouTube側は長い動画を作ることを推奨しているそうなので、これまでと同様10分という尺は変わらずにキープしていきたいところです。

となると、やはり視聴者を飽きさせないための工夫・構成が必要になってくるわけで。

ちなみに今までは

・全体の時間が10~15分
・オープニングのタイトルコールで8秒
・エンディングで12秒
・1枚の画像から次の画像の切り替えまでに最大1半分以上
・本編に使用する画像は平均16枚程

という構成になっていました。

これを

・作品全体の時間は8分~10分を目安にする
・1枚30秒を目安に画面の切り替えを行う
・最初のオープニングシーンは早めに切り替える
・切り替えのエフェクトをページをめくるタイプに変更

という形に変更したいと思います。

まず、動画はなるべく10分以内に抑えて、構成をもっとリズミカルにテンポよく作っていくことが大事だなと。

オープニングのタイトルコールも今は8秒くらいかかっていますが、これだと少しダレてしまうので出来れば5秒以内で抑えたいところ。

動画が始まったあたりって視聴者が一番集中している箇所なので、ここでいかに食いつかせるかは大事ですよね。

また、作品の中で台詞が長かったりナレーションが長かったりして、一つのシーンから次のシーンに切り替わるまでに1分以上かかっていたりする箇所がいくつもあるので、これもダレるポイントになってしまっていることが判明。

なるべく1枚あたり30秒を目安に台詞や展開も考えていった方がいいなと。

後は、次のシーンに進む時のエフェクトも今は上から下に倒れるタイプのものを使っているのですが、本のページをめくるようなものにするとより雰囲気も出そうだなと感じました。

これも探してみようと思います。

オープニングとサムネイルでインパクトを与える

現状、オープニングのタイトルコールの掴みが弱いのも難点ですね。

今は白いタイトルバックに枠入りの文字(色はその都度異なる)で

タイトル+作者名+著作権マーク

を入れ、それにアニメーションの動きを加えたものを流しています。

ただ、これだとちょっと味気ないんですよね。

一応絵本や紙芝居風のアニメを意識して作っているので、やはり本編が始まる前にちゃんとした表紙画像が欲しいなと。

表紙画像はサムネイルに使えるようなものにすれば一石二鳥!

表紙にタイトルや作者名の文字を入れてもいいですし、とにかく「これからお話が始まるよ~!」というワクワク感や雰囲気を出していきたいところ。

検索で出てきた時にサムネが目立つ方がクリックもされやすいので、これはその都度お話ごとにしっかり作った方がいいですね。

また、タイトルだけではなく、狙っているメインキーワードやジャンルキーワードも表紙画像の中に組み込むのもいいかも知れません。

表紙画像(サムネ)を使ったオープニングのタイトルコールは、紙芝居や読み聞かせ風に

「ビーバーとビーすけの〇〇~♪」

とタイトルを声に出して読めば余計インパクトは与えられそう。

また、もう一つの案としてはマスコット人形を用意して動かしながら

「今日のお話は~だよ~♪」

と登場人物に語らせる動画を撮影し、それをオープニングとして使用するのもアリですかね(ちょっと手間はかかるけど)。

ただ、その場合サムネは別で作らないといけないので多少面倒かも??

以下、まとめます。

【オープニング工夫ポイントまとめ】
・サムネに流用出来る表紙画像を作る
・表紙画像には文字も入れる(タイトルと作者名・メイン&ジャンルKW)
・タイトルコールはキャラの声で読む
・人形劇風の動画を撮るのもアリ

エンディングでチャンネル登録アピールをする

オープニングだけではなく、エンディングにももう少し工夫が欲しいですね。

今現在は白いタイトルバックに

・おしまい
・チャンネル登録よろしくね♪

という文言を色付きの文字でアニメーションを加えて流しています。

これも味気ないので、チャンネル登録用の画像をちゃんと別で作った方がよさそうだなと。

最後まで見てくれた視聴者に対してのアピールが今のままだと弱いので、ここはもっと貪欲にチャンネル登録を促すアクションをしていくべきだと思いました。

動画終わりにおすすめ動画をリンクさせるカードもつけたいですね。

【エンディング工夫ポイントまとめ】
・「チャンネル登録よろしくね!」と呼びかけるキャラクターのイラストと肉声を入れる
・毎日の生活にちょっとした癒しを等、チャンネル登録するメリットやベネフィットを明記
・皆の心にほっこり笑顔を届けたいといったチャンネルが目指す理想のビジョンを提示
・皆もふるもーすワールドの一員になってね!といった仲間感を演出
・最後におすすめ動画をリンクさせるカードを入れる

ナレーションを減らしてキャラの掛け合いを増やす

これまで、会話文以外の地の文はナレーションを入れていました。

しかし、ナレーションを入れると逆にテンポがダレてしまうような気がしたので、ここ最近の作品では思い切って極限まで減らしています。

その結果、多少テンポが良くなったような気もするので、このスタイルは維持していった方がいいなと感じています。

ナレーションがない方がサクサクと展開するので、最初と最後くらいつければいいかなーなんて考え中。

キャラクターの台詞だけでやりとりした方が、掛け合いもリズミカルだしアニメっぽい感じが出るような気がするんですよね。

逆にナレーションがあると朗読劇や絵本ぽくなって、画像を見なくても音だけで情景を想像しやすくなるという利点もあります。

音声だけ聞いている場合はナレーションアリの方が状況が分かりやすいため、視覚障害のある方にとってはナレーション入りの方がいいのかも知れません。

これは自分がどういう演出をしたいかによっても表現方法は異なりますが、私の場合はアニメ路線で行ってみようと思います。

ちなみに今まで絵本を意識していたので、ナレーションは聞き取りやすくするためにあえてゆっくりめに読んでいました。

ところが、ゆっくり読むことで逆に展開がタラタラするように感じられたので、これもこれもそんなに意識する必要ないなと。

ほどほどにスピーディに読めばいいかなと思った次第。

キャラの掛け合いに関しては、やはり棒読みよりもちゃんと喜怒哀楽の感情を出した方が世界観に入っていけるし臨場感が出ますね。

活舌と演技には今後も手を抜かずに精進していきたいところです。

BGMと効果音で雰囲気作り

キャラの台詞やナレーション以外に、BGMや効果音の果たす役割は大きいです。

BGMは2シーンごとに変更すると、シーンの切り替えも新鮮に感じられるような気がしているのでこれはそのまま継続。

で、あれこれ試した結果、効果音がかなり使えることが分かりました。

実は、数個前の作品から実験的にナレーションを失くして、その代わりに効果音で状況説明をするという方法を試してみたんですね。

そしたら、予想以上に臨場感が出てその場の情景を表現できるということが分かったんです。

ナレーションがなくても効果音でかなりの部分をカバーできると分かったので、今後も効果音を使いながらその都度シーンごとの山場やアクセントを作っていけたらいいなと考えています。

また、効果音は適切なものが見つからなかった場合は自作で作るのも意外と有効(笑)

なかなか欲しいのがない時もあるのでね、そういう時は自前のものを活用しましょう!

あと、パワーディレクターで使用するBGMって、ものによっては著作権に引っかかってしまうみたいで、YouTubeで投稿する際に警告が出てしまうことが・・・。

別にそのまま使用しても問題はないのですが、警告が出たBGMを使用した場合はその動画にだけ広告を貼りつけられなくなる規約らしいので、収益化を目指す場合はちょっと困りますよね。

なので、警告が出てしまう該当曲に関しては、その都度メモをして次の作品からは使わないようにする、といった対策は取っていく方がいいでしょう。

録音環境に配慮する

出来上がった作品を見返すと作品によっては

・台詞にボフボフとした雑音が入る
・声が大きすぎて台詞が一部割れている
・声が大きいor小さく感じられる

といったダメ出しポイントを発見することがあります。

動画を見ている際、こういう細かいところが気になるというのはあまりいいことではないですよね。

雑音が離脱率を高めてしまう原因になりかねませんし。

耳障りな音声を極力減らすためにも、録音環境やシチュエーションには配慮していく必要があります。

ボフボフ音や音の割れに関しては、音声を修正しても残ってしまうことがあるのでなるべく録音時から入れないよう注意すべし!

マイクに近づきすぎるとこれらの音が入りやすいので、

・声を張って話す時
・叫んだりする時
・ぼそぼそ喋るキャラ
・声を出しやすいキャラ

の時は、多少マイクから離れて台詞を読むくらいが丁度よさそう。

逆に、声を出しにくいキャラの場合はマイクが遠いと聞き取りにくいので近くで喋った方がいいですね。

マイク音量や録音音量でこの辺は変わってくるので、その都度確認・調整していきましょう。

自分達の場合は、

・デバイスのマイク音量100
・録音時の音量が80

だと問題ないことが分かりました。

YouTubeは動画投稿した際、自分が思っているよりも声が小さく聞こえてしまうケースが多いようなので多少大きめで設定しておくといいかも知れません。

イラストの線画を濃くする

スマホだと分かりにくいんですが、PC等の大きい画面で見た時に画像が荒く見えてしまう点も改善ポイント。

今は線画を鉛筆で描いたものをデータにしてデジタル着彩しているのですが、これをペンに変えてみようかと考え中です。

鉛筆はアナログならいい味が出るのですが、デジタル着彩の場合は主線がハッキリクッキリして見えた方がよさそうだなと。

画像が荒く見えてしまうと初見で興味を持ってもらいにくいですし、機会の損失はなるべく避けたいところです。

この問題に関しては、

・クリスタで線だけベクターに変換する方法
・レベル補正等で線を濃くする方法

あたりを試してみようかと思います。

また、真っ白い背景の中にキャラだけ描くよりも、森や海など背景を描いた方がより華やかな印象になるので、余力があれば色々描き込んだ方がいいんだろうなと感じました。

ただ、絵に関してはあんまり凝ると作品を量産出来なくなってしまうので、ほどほどのクオリティでまずは数を重視する方向でいきたいなと思っております。

今はゆるキャラ風の子供向けアニメ路線でやっていますが、いずれは少しアート風の大人なイメージの塗り方で絵本風の作品も作ってみたいですね。

ちなみに、今まで述べた改善ポイントを踏まえて10分の動画を作る場合、オープニング5秒+エンディング10秒と仮定すると本編画像は

・表紙1
・チャンネル登録画像1(使い回し)
・本編画像16(1枚30秒目安の場合)

という構成になり、17枚+毎回使い回す画像1枚で計18枚の画像が毎作品必要になります。

画力・制作ペースも上げていかないと・・・(泣)

YouTubeで離脱率を下げる工夫まとめ

というわけで、かなり長くなってしまいましたが、YouTubeで動画の離脱率を下げるための自分なりの改善ポイントと反省点についてをつらつらと書き綴ってみました。

やはり、15本くらい作ると段々と自分の今やっていることや作業の反省&改善点等が客観的にみられるようになってきますね。

動画の再生数を上げるためには地道な努力が欠かせません。

一つ一つしっかりと分析&改善をしたうえで、次の作品を作る際に活かしていくことが大事だなと実感しています。

最初から完璧を目指さなくても、まずは8割、いや、6割でいいから出してみるべし!(と自分に言い聞かす)

行動して、立ち止まって、その都度自分の頭で考えて、また行動するの繰り返しで、ド素人でも少しずつ成長することが出来ますから。

あれこれ考えを巡らせて1歩も動けないよりかは、走りながら考えていく方がが早いなとYouTube動画の作成を通して感じました。

今後、一つずつ改善&実験していく中で本当に離脱率や滞在時間が変化するのかを見てみたいです。

もしこれで施策が有効だったら、今後も色々気付いた時点で改善していければいいな~なんて。

道は長いけど、頑張るぞ~!

というわけで、以上、YouTube動画の一人反省会をシェアさせていただきました!

それでは、楽しい創作ライフを!

ちなみに、私がやっている創作活動についてはこちらのインスタアカウントでチェック出来ます⇒@frumosart

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