こんにちは!ふるもーす(@frumosart)です!
今回はYouTube用の音声付きスライドショー動画を作った体験談について紹介していきたいと思います。
自分のオリジナルキャラクターを登場させたアニメのような動画を作ってみたい!
元々絵本や人形劇、紙芝居、アニメ等、世界観のあるキャラクター系エンタメが大好きだった私。
自分のイラスト作品を動画にしたらきっと楽しいだろうなぁと考えたりはするものの、動画作成って難しそうだし作り方もわからない・・・とこれまでは行動に移すことが出来ずにいました。
しかし、思い切ってチャレンジしてみたところ、これがもう楽しくて楽しくて・・・!
何故もっと早く手をつけなかったんだぁぁぁ~!と後悔しています(笑)
この記事では、YouTube初心者の私が知識ゼロの状態から紙芝居動画をアップするまでの経験を踏まえて、個人的に感じたことや制作で得られるメリット・デメリットについてシェアしています。
これからYouTubeデビューしたい絵描きさんや絵本やアニメが好きで動画で何か表現できないだろうか?と考えている方は、是非参考がてら読んでみて下さいね。
目次
私がYouTubeで朗読付のイラスト動画を作ろうと思った理由
そもそも何故私が動画制作をしようと思ったのか?
その理由は次のようなものです。
・1枚の絵だけでは自分の世界観が表現しきれないから
・声やBGM、動きを加えることで絵本よりもキャラクターの魅力を伝えられると思ったから
・演技してキャラに命を吹き込むのが面白そうだから
・単純に自分達が見ていて楽しいから
創作で自分の世界観を表現する方法は
・1枚のイラストや絵画
・絵本
・小説
・フィギュア等の立体物
・ラジオドラマ
・ハンドメイドの作品
等色々な手段がありますよね。
私自身も自分の作品を作るにあたって、これまではイラストを描いたり、絵本を作ってみたりと主に「描く」という行為がメインの活動をしていました。
また、紙粘土で簡単なキャラクターのフィギュアを作ったり、フエルトでマスコットや布絵を作ったりとハンドメイド的なことを試したこともあります。
このどれもそれぞれのよさがあるにあるのですが、動画は
・絵が見せられる
・音が出せる(台詞や音楽)
・動きが出せる(gif等)
・物語が伝えられる
・英語なら海外の人にも見てもらえる
という全ての利点を兼ね備えているため、自分の世界観を表現するにはぴったりの媒体なのでは?と思うようになったんですね。
知識もスキルもないけれど、まずはやってみなければ始まらない!
というわけで、完全ド素人ながら動画作成をしてみることにしたんです。
web絵本?イラスト紙芝居?スライド動画を作った感想と体験談
動画制作&編集を実際にしてみようと決意したはいいものの、最初は分からないことだらけでとにかく大変でした。
何か作業をする際にも、自分の知らないことや疑問が出てくればその都度いちいち調べる必要があり、これだけで大分手間も時間もとられます。
YouTubeで初心者向けの動画を探してそれを見ながら一緒に作業してみたり、ファイルの保存形式が分からないからとGoogleで解説記事を検索して上から下まで読んでみたり・・・。
知識ゼロからなのでスムーズどころか寄り道しまくりましたが、動画制作自体は心が躍るとても楽しい作業でした。
自分の描いたイラストが紙芝居のような動画になってYouTubeで見られる。
これだけで本当に感動します。
元々イラストや絵を描くことやぬいぐるみ遊びが大好きだったので、
いつか自分のオリジナルキャラクターが動いて喋っているところを見てみたいな・・・
という気持ちは密かにずっと抱いていました。
しかし、アニメや動画を作るのって難しそう&専門的な知識がない自分には無理だろう・・・と半ば諦めかけていたんです。
でも、勇気を出して踏み出してよかった!
キャラが喋っているのをみただけで何だか無性に泣けてくるし、興奮が止まらないんです。
絵が自動でめくれて、簡単な音がついただけなのに、絵本とはまた違ったよさがあるんです。
作ってみて、やはり動画の方が世界観の表現やキャラの魅力が伝わりやすいなと感じました。
また、実際に作品をYouTubeというプラットフォームに投稿することで「世界中の人に見られる」という意識が働くため、もっとスキルを上げようと向上心が湧いてきます。
自分の世界観をよりよく伝えるため、表現するために知識や技術を学ぼうという気持ちになり、創作意欲が俄然アップするのも動画投稿の副産物といえますね。
ちなみに、最新の動画はコチラです↓
自分のオリジナル作品をYouTube動画にして制作するメリット
ここからは、実際に私が動画を作ってみて感じたメリットについてお話したいと思います。
宣伝効果が高い
YouTubeは今や一大プラットフォーム。
動画投稿すれば無料で多くの人に見てもらえるので拡散力は桁違い。
紙の絵本の場合、個人で作ったものは特定の人にしか届けられませんが、YouTubeなら誰でも見ることが出来ます。
しかも、投稿作品が増えれば増えるほど見てもらえるチャンスが増えるので、これを活用しない手はありませんね。
海外展開出来る
YouTubeに投稿すれば日本人だけではなく、海外の人にも自分の動画を楽しんでもらえるというのも大きなメリット。
英語の字幕があればより内容理解もしてもらいやすいですしね。
世界中の人に自分の作品を届けられる。
これは、冷静に考えてみると改めてすごいことだなと思います。
分かりやすい
動画は絵・音・動きがある分、視覚的に非常に分かりやすい媒体です。
画像のみ、音声のみ、文字のみよりも表現の幅が広がるため、文字が読めない子供や、日本語が分からない外国人にもお話や世界観を理解してもらえます。
これは動画の利点ですよね。
いつでもどこでも閲覧出来る
原画や紙の本とは違って、デジタルデータなので持ち運ぶ必要がないのも動画のいいところ。
ブツがないから在庫を抱えなくていいし場所をとらないので、保管場所にも困りません。
ネット環境さえあればいつでもどこでも見てもらえるので、初対面の人にも簡単に創作活動をアピールところも〇。
自分の作品を見せる時はYouTubeにアクセスするだけですし、第三者に対して自分が何を作ってるかを説明しやすいというのはクリエイターにとってはありがたいのでは?
動画を見てもらえば一発ですからね。
総合力を身につけられる
スライド形式のイラスト動画を制作することで、絵の描き方や配色、物語構成、シーンの見せ方や演出等、様々な知識・スキルが身に付きます。
ある意味、エンターテイメントに必要な総合力が全て身に付くと言っても過言ではありません。
動画編集ソフトの使い方を習得すれば、今後色々なことにも役立つと思いますし、学んで損はないハズです。
1つ作品を作るごとに反省や改善をして少しずつレベルアップしていけば、段々腕も上がってくると思うので、スキルアップには有益なこと間違いナシ!
紙の絵本作りの練習になる
動画制作は紙の絵本を作る前の練習としても活用可能。
デジタルだと簡単な絵なら割と早く描けますし、アナログと比べて修正も容易です。
・場面展開や物語の運び方
・色使いや絵のバランス
・台詞回しや文章の流れ
こうした要素を実際の動画の流れの中で確認することで、
・今度絵本を作る時はもっとここをこうしよう
・流れがいまいちだからこのシーンはいらないな
・台詞のリズムやテンポがいまいちだから削ろう
といった風に、改善点や反省点を見つけて実際に制作する際の目安や参考にすることが出来るんです。
アナログ作品は失敗するとゼロからやり直しなので、デジタルで見本を作れるのはいいなと感じました。
意外と簡単
私が作ったような動画は、絵が描けてお話が書けてソフトが使えれば誰でも制作出来ます。
本格的なアニメだと何枚ものイラストが必要で、ちょっとした動きをつけるだけでもかなり大変ですが、単に画像を繋ぎ合わせるだけなら作業量もそこまで必要ありません。
データも軽いので取り扱いが楽なうえ、動画編集用のハイスペックパソコンも不要なので経済的なところも◎。
私が実際に使った動画編集ソフトの使用感レビューはこちらに詳しく書いています↓↓
>>動画編集素人がパワーディレクターを使ってみた感想と口コミを紹介
収益化することが出来る
YouTubeに投稿する場合、チャンネル登録者数が増えれば広告も貼れるようになるので、うまくいけば動画でマネタイズも可能です。
自分の作品がネット上にどんどんストックされていくので、作れば作るほど資産になりますよね。
場合によっては趣味と実益を兼ねたビジネスとしても成り立つかも!?
楽しい
動画制作は作るのもそうですが、完成した動画を見るのが本当に楽しいんですよね。
ものすごい満足感があって、これだけでやってみてよかったと思えますよ(笑)
自分が作ったもので人を楽しませられるので、趣味としても非常に有益だと思います。
自分の創作作品をYouTube動画にして制作するデメリット
続いて、動画制作するにあたってのデメリットについてもお話させていただきますね。
初期投資がいる
動画制作するにあたっては多少の初期投資が必要になってきます。
無料の編集ソフトを使うなら別ですが、これから継続してある程度本腰入れてやっていきたい場合は、やはり便利さ・機能の豊富さを考えても有料ソフトを買うことになるでしょう。
絵をデジタルで塗る場合はお絵描きソフト、アナログの場合なら絵具や色鉛筆といった画材を何かしら用意しておかなければなりませんし、スマホで編集するのは結構大変なのでパソコンもあった方がいいですね。
アフレコ用のマイクも必須です。
そういう意味で、全部無料でやりたい方にとってはこの辺がネックになるのではないかと。
ちなみに、私が紙芝居動画を作るにあたって購入したソフトやマイクについてはこちらの記事で詳しくレビューしているのでよければ参考にしてみて下さい。
>>録音用マイクマランツプロM4Uレビュー
>>動画編集ソフトpowerdirectorレビュー
慣れるまでは多少手間がかかる
オリジナルの紙芝居動画の制作は一度覚えればそれなりに出来るのですが、最初はかなり面倒に感じると思います。
・絵を描く
・話や台詞を考える
・効果音やBGMをチョイス
・アフレコをしてノイズを除去する
・テロップを入れたりサムネを作る
・全体の確認と微調整
と言った風に、一つの動画を作るだけでも様々な工程があるため、完成するまでにそれなりの時間がかかってしまいます。
特に初心者の場合はソフトの使い方から覚えねばならないので、作業がスムーズに進まなくて挫折してしまう可能性は無きにしも非ず。
一人だと大変
基本的に動画編集は大変な作業です。
企画・脚本、演出、制作、役者、編集、監督等全てを自分一人でこなさなければならないので、その労力たるや半端じゃありません。
本当に好きじゃないと出来ない作業ですね。
私の場合は妹と一緒にやっているのでまだいいのですが、絵も描いて演技もして編集もして・・・となるとキャパオーバーになる人もいるかも知れません。
見てもらうための努力が必要
ただ動画をYouTubeにアップしただけでは、誰も見てくれません。
大勢のファンがいる有名なインフルエンサーなら別ですが、あなたが一般人の場合はツイッターやインスタといったSNS等を上手く活用して宣伝をしていく必要があります。
オンラインはもちろん、リアルの場でも適宜自分の活動をアピールしていかないと、いつまで経ってもネットの海に自分の作品は埋もれたままです。
広報や宣伝活動も並行して行う意識を持つことが大事ですので、そういった活動が億劫だなと感じる場合はちょっと厳しいかも知れませんね。
継続する必要あり
動画を1本作るだけだとそれっきりで終わってしまいます。
自分の世界観を伝えたいのなら、何本も継続して作っていくことが大事になってきます。
その方が世界観を理解してもらいやすいですし、ファンもつきやすいですから。
動画制作をある程度継続していくためにも、作品を作る時間的余裕やモチベーションが必要不可欠になりますね。
まとめ・デジタル絵本の進化版である朗読付動画はマジで楽しい
というわけで、ズブの素人の私がYouTube用の紙芝居動画を作って感じたことについてあれこれ解説させていただきました!
いやー、まさか動画制作がこんなに心躍るものだとは思いませんでした。
動画だと自分の考えた世界観を絵やストーリーも含めて丸ごと表現できるから、クリエイターとしても非常にやりがいを感じるんですよね。
何より、キャラに命を吹き込む行為や出来上がった映像を自分で鑑賞出来る喜びや幸福感は言葉では言い表せません。
私の場合、最初は簡単なものからスタートしないと挫折すると思ったので、ただ画像をつなぎ合わせただけのスライドショー的なアニメを作ってみたわけですが、意外とこれだけでも十分だななんて思ったりして。
いずれはgifアニメ等にも手を出してみたいですが、まずは紙芝居形式を極めるところからやっていこうかと考えています。
実際にやってみて感じたのですが、YouTubeだと海外展開出来るのはもちろん、動画のファンが増えれば
・広告収入が期待できる
・グッズや原画販売にも繋げられる
・クラウドファンディングにも活用できる
といった風に、様々な可能性を秘めているので興味があるならトライしてみて損はありません。
絵が描けて話が作れる人は私のように簡単なアニメを作ってみるところから始めてみてはいかがでしょう?
ほんとに楽しいのでマジでおすすめですよ。
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