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2026年7月8日(水)制作日誌:ルミナ画風研究背景

https://frumosimage.com

こんにちは!ふるもーす(@frumosart)です!

今日も制作日誌をつけていこうと思います。

今日は絵本を作るにあたって、印刷品質で見た時に美しく見えるふるもーす流の画風についてあれこれ実験してみること。

色々なシチュエーションで試した結果、かなり着彩の方向性や雰囲気が見えてきたのでそれらについて自分のメモや備忘録がてら記録していこうと思います!

Project LUMINA Daily Log Day 002|Lumina Print 画風研究まとめ

日付:2026/07/08
フェーズ:Phase 1|画風設計・背景表現の検証

今日は、Lumina Print の方向性が大きく整理された一日だった。

特に重要だったのは、背景を「リアルに描くもの」ではなく、キャラクターが安心して暮らせる世界を作るための舞台装置として捉える方針が明確になったこと。

背景は主役ではない。主役はあくまでキャラクター。

背景は、物語の空気、季節、光、温度、気配を伝えるために存在する。

つまり Lumina Print が目指すのは、リアルな背景画ではなく、キャラクターの日常を包み込む「世界の見せ方」である。

Today's Discovery

今日一番大きな発見は、背景とキャラクターを別々に評価してよいということだった。

一枚の絵として完璧かどうかだけで判断するのではなく、

  • キャラクターの表情
  • 背景の空気感
  • 光の入り方
  • 色の密度
  • 印刷した時の強さ

を要素ごとに分けて見る。

例えば、海水浴の絵ではキャラクターが良く、サーフィンの絵では背景が良い。

その場合、

海水浴のキャラクター感 + サーフィンの背景表現

というように、良い要素同士を組み合わせればよい。

これは今後の画風研究において、非常に大きな判断基準になる。

今日決まったこと

① Lumina Print の方向性

Lumina Print が目指す背景は、リアルな背景ではない。

目指すのは、

キャラクターが安心して暮らせる世界

である。

背景は説明のためではなく、空気を作るために存在する。

② 背景の役割

背景は以下を伝える。

  • 雰囲気
  • 季節
  • 空気感
  • 温度
  • 物語の気配

細密なリアル描写は不要。大切なのは、正確さよりも「〜っぽさ」。

夏っぽさ。冬っぽさ。夜っぽさ。海外絵本っぽさ。少し不思議な世界っぽさ。

この「〜っぽさ」をきちんと出すことが、Lumina Print の背景表現において重要になる。

③ キャラクターのルール

キャラクターデザインは固定。変更不可。

変えてよいのは背景、光、空気感、色の演出。

キャラクターは世界観の中心であり、背景はそれを引き立てる存在。

ただし、キャラクターが背景から完全に浮かないように、背景の光を少しだけ受けることは必要。

今日の画風実験まとめ

夏の木漏れ日

かなり好感触。映画的な光があり、海外絵本風の空気感もある。

Lumina Print の正式採用候補。

月明かり

通常版、リムライト版ともに高評価。

特にリムライト版は印象が強く、夜のシーンに使える可能性が高い。

十五夜

リアル寄り。絵本よりもアニメ向けの印象。現時点では保留。

シネマ版

映画のワンシーンのような印象。Lumina Print 本流というより、派生スタイルとして有効。

肝試し

背景重視版、キャラ重視版ともに採用候補。怖すぎず、絵本らしい夜の冒険感がある。

ハロウィン

世界観は非常に良い。ただし、印刷時のノイズ改善が必要。背景だけで見れば完成度は高い。

宇宙

正式採用候補。幻想的で、優しく、絵本向き。Lumina Print のファンタジー表現として有望。

暖炉

室内スタイルとして完成度が高い。癒し、安心、暖かさが出ている。室内光の基準になりそう。

クリスマス

正式採用候補。海外絵本らしい優しさがあり、イベント絵として使いやすい。

お菓子作り

完成度が非常に高い。生活感、温かさ、絵本らしさが揃っている。正式採用候補。

展覧会

室内光が非常に良い。生活感と、少し覗き見しているような空気がある。正式採用候補。

ワカサギ釣り

雪景色の表現に成功。冬の静けさが出ている。

イグルー

夕暮れ版まで成功。冬の物語性が非常に高い。

海水浴

夏の爽やかさと透明感がある。正式採用候補。

サーフィン

第三案で方向性が見えた。今後の海・波・夏の動きのあるシーンの基準になりそう。

今日分かった重要ルール

背景だけ完成しても、一枚の絵にはならない。キャラクターも背景の光を少し受ける必要がある。

例:

  • 暖炉 → オレンジの光
  • 雪 → 青白い反射
  • 海 → 水面の反射
  • 木漏れ日 → 黄色い光
  • 月 → 青いリムライト

ただし、キャラクターデザインそのものは変えない。変えるのは、光の影響だけ。

印刷についての発見

今日の大きな収穫は、印刷を前提にすると透明水彩風だけでは弱くなる可能性があると分かったこと。

画面上では透明水彩の軽さやにじみが美しく見える。

しかし、紙に印刷すると色や空気感が軽くなりすぎる可能性がある。

そのため Lumina Print では、透明水彩寄りではなく、ガッシュ寄りの密度を基本にする。

目標は、紙に印刷した時に存在感があること。

名倉靖博さんから学んだ方向性

参考にするのは、画材そのものではなく画面設計。

名倉靖博さんのムーミン作品は、画材が変わってもすべてムーミンに見える。

つまり重要なのは、技法ではなく世界観の統一。Lumina Print も同じ。

水彩か、ガッシュか、デジタルかではなく、どの画材でも「ふるもーすの世界」に見えることが大切。

新しく生まれた考え

今日の検証を通して、Lumina は単なる「画風」ではないと感じた。

むしろ、

Lumina Visual Language

と呼ぶ方が近い。

これは、世界の見せ方であり、映像文法であり、光の文法であり、世界観の文法である。

Lumina Print は、単にかわいい絵を描くための技法ではなく、キャラクターが暮らす世界をどう見せるかを決めるための言語になっていく。

今後の実験方針

今後は背景をテーマ別に開発していく。

自然

  • 肝試し
  • ハロウィン

室内

  • 暖炉
  • 読書
  • 料理
  • 展覧会

ファンタジー

  • 宇宙
  • 魔法

イベント

  • クリスマス
  • ハロウィン
  • 夏祭り

これらを積み重ね、十分に検証したものだけを Lumina Style Guide へ正式採用する。

Tomorrow

次に行うことは、今日の検証結果をすぐに正式採用することではない。

まずは制作ログとして残し、今後の検証と比較しながら、本当に安定して使える表現だけを Lumina Style Guide へ移植する。

次の課題は、

  • テーマ別背景表現の整理
  • 印刷に強い色密度の研究
  • キャラクターが背景光を自然に受ける方法
  • 正式採用候補と保留候補の分類

このあたりになる。

Project LUMINA Log

Day 002

現在のフェーズ
Phase 1|画風設計・背景表現の検証

今日決まったこと

✓ Lumina Print の背景方針が明確化
✓ 背景はリアル描写ではなく、空気を作る舞台装置と定義
✓ キャラクターは固定、背景のみ発展させる方針を再確認
✓ 背景とキャラクターは要素単位で評価するルールを導入
✓ Lumina Print は印刷を考慮し、ガッシュ寄りの密度を基本にする方針へ
✓ Lumina は画風ではなく Visual Language として捉える方向性が生まれた

正式採用候補

  • 夏の木漏れ日
  • 月明かり
  • 肝試し
  • 宇宙
  • 暖炉
  • クリスマス
  • お菓子作り
  • 展覧会
  • 海水浴
  • イグルー

保留・要改善

  • 十五夜
  • ハロウィン
  • サーフィン
  • シネマ版

次回

背景表現をテーマ別に整理し、正式採用候補と検証継続候補を分けていく。

十分に安定した表現だけを Lumina Style Guide へ移植する。