こんにちは!ふるもーす(@frumosart)です!
今回は、自分が創作活動を行うえで心の中に抱いているちょっとした希望や理想について好き勝手に語っていきたいと思います。
私は創作活動の一環としてオリジナルキャラクターを主人公にした
・イラストとお話(インスタに投稿中)
・アニメ風の紙芝居動画(YouTubeに投稿中)
・絵本(製作中)
といった作品を個人で制作しています。
お話を考えたり、絵を描いたり・・・
これらは全て自分が好きだからやっていることです。
楽しくなければ続けられませんからね。
その一方で、自分の創作した作品を通して子供達に少しでも夢を与えられたらいいなという気持ちや願望も多少持っていたりして。
この記事では、そんな創作活動をしている私が思う理想や夢についてつらつら語っていきます。
興味ある方は是非読んでいただけたら嬉しいです。
目次
幼い頃に誰かの作品によって夢を与えてもらった記憶
子供達に夢を与えたい。
これだけ書くと非常に陳腐というか、誰かが自分の夢を語る時によく聞く台詞だななんて感じてしまいますね。
でも、こう思うのは自分なりに理由があるんです。
実際に私が子供だった頃。
誰かが作った創作物に沢山の夢を与えてもらいました。
・ドラえもん
・アンパンマン
・ムーミン
・バーバパパ
絵本や漫画やアニメ、ゲーム問わず、有名で偉大なクリエイター達の作品の数々。
これらは、国内海外問わず沢山の子供達を夢中にさせ、さぞかし魅了してきたことだと思います。
私自身も幼い頃はアンパンマンやドラえもんが大好きでした。
アニメや漫画を観る度に、そのあまりの面白さに興奮し、刺激を受け、ワクワクやドキドキ、感動と勇気を与えてもらいました。
うわぁ、すごいなぁ・・・
こんな世界があるんだ!自分も行ってみたいな!
こんな道具があれば自分だったらこう使いたいな!
誰かが作り出した架空の世界や想像上の登場人物達が織り成すお話の数々に心奪われ
「あんなこといいな、できたらいいな♪」
と、まさにドラえもんのOPテーマの歌詞そのままに、頭の中で大いなる期待と希望、夢、妄想をはちきれんばかりに膨らませていました。
この時の楽しかった気持ち。
ワクワクする気持ち。
次はどうなるんだろうというドキドキ感。
未だに忘れられません。
見知らぬ世界で繰り広げられる不思議なストーリーが頭から離れず、布団の中で何度もお気に入りのシーンを脳内再生しながら眠りについたあの頃。
時空を超えた冒険。
個性豊かな可愛らしいキャラクター達。
ロボットが闊歩するSFのような未来にあっと驚き、巨大な恐竜が生きている過去に思いを馳せ、未知なる世界を疑似体験。
自分も行ってみたい、やってみたい、会ってみたい・・・
勝手な空想で頭の中は常にスパーク状態。
誰かが作った創作物がこれだけの興奮や夢を与えてくれたんです。
子供時代に触れたものはその子自身の核となる。
いつまでも心の中に残って、大人になってからも影響を与え続けます。
現に、私が絵を描くのを好きになったのも、お話を書くのが好きになったのも、誰かの創作物が私に沢山の夢を与えてくれたおかげなんです。
そして、それが今の自分の楽しみや生きがいに繋がっている。
だから、私自身がアンパンマンやドラえもんに影響を受けて生き甲斐を見つけられたように、自分自身も誰かにとっての夢を与えられる存在になりたいなと思ったんですね。
創作物で子供達の想像力や夢見る力を育てたい
子供時代に想像力を育てるってとても大事なこと。
想像力って一口に言っても、色々な意味合いがあると思っています。
誰かに感情移入して共感したり、自分が知らない世界や人々のことを考えのも想像力の一つだし、空想やイメージを膨らませるのも想像力。
そして、こうなりたい、ああなりたいと夢見るのも想像力です。
なりたい自分をイメージする力。
自分の好きなことややってみたいことを素直に実践する力。
夢見ること。
私は子供達の夢を見る力を育てたいと思っています。
なぜなら、いつか大人になった時、それが自分を助けてくれる大きな力になるハズだから。
人は本来誰もが夢見る力を持っています。
でも、大抵の場合、大人になると夢を見れなくなってしまう。
辛い現実に押しつぶされて自分の可能性を自ら狭めてしまう。
それは社会であったり、身の回りの人々や環境であったり、何かしらの現実的な日常が原因で起こる現象です。
幼い頃は誰もが持っていた夢見る力を、人は成長する段階で徐々に失っていってしまう。
これってとてももったいないことですよね。
だって、せっかく五体満足で生まれて、日本というそれなりの先進国で生まれたのに、
これは出来ない
あれも出来ない
自分には無理だ・・・
環境的に難しい・・・
って、実現できてたかも知れない可能性や希望を自ら捨てて生きていくって、とても辛く悲しいことではありませんか?
インドで目の当たりにした悲惨な生活と恵まれた環境
私はインドが好きで何度か旅行したことがあるのですが、インドは貧富の差が激しい国で、いわゆるカーストが最下層の人達は日々を生きることで精一杯です。
ボロボロの服を着て、まともな食事も出来ず、お風呂にも入れず、スラム街のゴミ山のような場所で丸まって眠りながら、一生野良犬のような生活を送るしかない人々も大勢います。
海外旅行なんて夢のまた夢。
でも、日本に生まれた時点でそこまで悲惨な状況に見舞われることってまれだと思います。
もちろん、貧困家庭や毒親との問題等、家庭環境によってはその限りではありませんが・・・。
こうなりたい、ああなりたい、食べたい、行きたい、試してみたい。
せっかく健康でそこそこ平等な国に生まれたのだから、自分のやりたいことをやって、自分らしく生きられるような大人になって欲しいと個人的には思うんですよね。
だからこそ、現実にも負けない夢を見る力を育ててあげたい。
子供時代特有の縛りのない自由な発想や無限に夢を見れる力を伸ばしてあげたい。
その足掛かりとして、
・想像力や空想する力
・ワクワクドキドキする気持ち
を創作物で少しでも与えてあげられたらと思うのです。
創作活動で社会貢献が出来たら素敵なこと
そして、そういった想いと共に個人的な願望として
いつか子供達の想像力を伸ばしてあげられるような場を作りたいなー
なんて夢(妄想)を抱いたりしています。
私自身は子供の頃、幼稚園や保育園、地元の児童館等で
・紙芝居
・人形劇
・絵本の読み聞かせ
といった創作物と触れ合えるリアルの場に参加して、とても楽しい時間を過ごせました。
だから、自分もそういう場を作れたらいいな、という気持ちがどこかにあるんですよね。
社会貢献と言うと大げさですが、自分がやっている創作活動が何らかの社会の役に立つのならそれ以上の幸せってないなと思うんです。
生の人形劇を見て感じた幸福な仕事像とは
数年前、一度だけ人形劇を観に行きました。
ちゃんとした人形劇を見るのなんて、それこそ小学生以来のことです。
めちゃくちゃ懐かしい気持ちになったのはもちろん、そのクオリティの高さに圧倒され、大人目線なんてすっかり忘れて一観客として大いに満喫してしまいました。
その時、前の席にいた一団が保育園の子供達だったんですが、彼らの反応にものすごく心を動かされたんですよね。
目の前で繰り広げられる物語を真剣な眼差しで見つめ、個性豊かなキャラクター達とのやりとりに熱心に耳を傾けて、場面が切り替わる度にキャッキャとはしゃいだり、手を叩いて喜んだり。
ちょっぴり怖いシーンでは
「うわぁぁ~!」
と小さな叫び声も聞こえてきたり・・・
反応がいちいちダイレクトで素直で、すごく見ていて勉強になったんです。
人形的もある意味で一つの創作物ですよね。
元々のお話は別にあったとしても、
人形を作って
台本を作って
役を演じて
BGMや効果音を選び
場面転換や演出を考え
チーム一丸となって一つのお話を作っていく。
そして、それらの完成した舞台を見て、子供達は目を輝かせ、一喜一憂しながら何らかの熱いエネルギーを受け取るのです。
人形劇という形で
・喜怒哀楽の感情
・感じる力
・想像する力
・夢見る力
を子供達に届けてあげている。
何て素晴らしい仕事なんだろう
と心から思いました。
やりがいや楽しさはとんでもなくあるだろうと感じたし、終演後の演者と子供達のキラキラと輝くような満面の笑顔を見て、そのあまりにも幸福な光景に感動すら覚えてしまったほどです。
きっと、実際の練習や劇団を運営していくうえでの金銭的な面等で相当な苦労もあるかとは思うのですが、
目の前の子供達がこうして純粋に喜んでくれる姿を見たら、何物にも代えがたい幸せややりがいを感じるだろうな・・・
そう感じました。
自分の作品を届ける場を作って誰かを幸せにしたい!
私も自分で創作物を作っているけれど、直接子供達に自分の作品を届けたいという想いがあります。
自分が作った作品で純粋に楽しんだり、ワクワクドキドキしたりする気持ちを与えられたらとても素敵だし、そんな子供達の様子をこの目でじかに見てみたい。
そして、絵本でも人形劇でも紙芝居でも何でもいいけど、リアルの場で空想世界に触れられる体験が出来る場を提供してあげられたらいいな、なんて思うのです。
というのも、私自身が子供の頃に
・自分の母親
・学校の先生
・近所のお姉さんお兄さん
・ボランティアのおばちゃんおじちゃん
達に絵本や紙芝居・人形劇を読んだり、見せてもらったりしてとても楽しかったし、嬉しかったし、こうした体験を成長過程の中で沢山持てたから今の自分があると思っているので。
声や表情、身振り手振り、五感の全てを使って表現された創作物をじかに観る機会。
これって今の時代だと結構貴重なんじゃないかなと。
・豊かな想像力
・他人の痛みを感じ取れる共感力
・空想を楽しむ力
・夢を見る力
とは、こうした体験から少しずつ育まれていくのではないでしょうか。
心のままにラクガキしたり、好き勝手に何かを作ってみたり、意味不明な遊びをしてみたり。
座学だけじゃない体験的な遊びやルールや制限のない自由な感覚、自由な思考。
これらを小さいうちから体験することで、その後の人格形成にも何らかのいい影響を与えてくれるハズ。
だから、自分で作った紙芝居や絵本や人形を持って子供達のいる場に突撃して、空想世界を表現したり見せてあげたいな~なんて思うんですよね。
まとめ・創作物をネット以外のリアルの場でも届けられるような活動をしたい
さーて、というわけで、創作活動を行ううえで自分が密かに抱いている夢や願望についてつらつらと語ってみました。
昭和の時代は紙芝居屋さんという職業が当たり前にあり、街中にも普通にいたらしいですが、そういうのやってみたいですね。
流しのギター弾きとか琵琶法師とかみたいに、流しの絵本屋さんや流しの人形劇屋さんとかいたっていいじゃない、なんて。
実際、チェコあたりだと路上で人形劇とかやってるみたいですし。
影絵とかも面白そう。
とにかく、そういう旅芸人的な活動とか、どこかの場を借りて空想力を育てるワークショップとかいつかやってみたいです。
レンタル彼女やレンタル彼氏というサービスがあるくらいだから、レンタル絵本読み聞かせサービスとかもアリでしょう!(笑)
正直、今のご時世だと家庭の事情で親に絵本や紙芝居を読んでもらう余裕のない子達も沢山いると思うんです。
共働きや一人親世帯でゆっくり子供との時間をとれない家庭もあるだろうし、ネグレクトや虐待などで環境的にそもそも夢なんて見れない子達もいるでしょう。
ヤングケアラーや貧困家庭の子などは、日々生活するので一杯一杯で自分のことまで頭が回らないかも知れません。
でも、
世の中の全ての子供達に自由に空想したり、夢を見る権利がある
と私自身は思っています。
子供特有のワクワクした気持ちや嬉しい気持ちを感じて欲しいし、そういう経験や思い出を沢山作ってほしい。
人生を生きていくうえで、心の中に一つでもいいから自分だけが触れられるキラキラした体験や楽しみを持っていて欲しい。
子供が夢を持てればいずれその子が成長した時に、また誰かにその夢見る思いや力を伝えてくれるはず。
誰かの創作物がいい影響を与えて、空想や創造の輪が広がって、それが別の誰かに届いて、そうやって循環していって、世界がどんどんよくなってくといいな。
そんな密かな希望を抱いています。
そして、自分がそういう場を作っていけたら本当に素敵だなと。
まずは色々な作品を作って、いずれリアルの場でも活動していけたらと思っているところです。
そんなわけで以上、ふるもーす(@frumosart)でした!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この記事で少しでもあなたの心に響いたのなら嬉しいです。
それでは、楽しい創作ライフを!
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