マインド 創作活動をするための方法

創作活動に仲間は必要?面倒な人間関係でストレスを溜めないコツ

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こんにちは!ふるもーす(@frumosart)です。

今回は『創作活動するにあたって仲間は必要なのか?』について自分なりの経験談を元にお話したいと思います。

創作活動をしていると同じような志や目標を持った切磋琢磨し合える仲間がいればいいなぁと思う時ってありますよね。

悩んだ時に励まし合ったり、勇気をもらえたり、時にはアドバイスをもらったり・・・

そういった仲間を作ることを私自身は否定しません。

ものづくりをするうえで、趣味が同じ友人や仲間がいることで精神的に救われることはあるだろうし、一緒に支え合うことで創作を頑張れるという人もいるでしょう。

しかし、私個人の体験を踏まえて言わせてもらうと「創作活動においてあえて仲間を作る必要はない」です。

この結論に達した理由についてをリアルな経験談を元にあれこれ語っていきますので、今現在創作活動に関する人間関係で悩んでいるという方は是非参考にしてみて下さいね。

絵を描くのが好きという共通点だけでは仲良くなれない

創作は孤独な作業です。

基本的には一人でコツコツと行うものですが、その時の状況次第ではたまにスランプに陥ることだってありますよね。

そんな時、

一人でやるよりも仲間がいた方が続けられる!

と考えて何かしらのコミュニティに所属することを選択する人もいるでしょう。

私自身も昔、ちょっとしたイラストスクールに短期間ですが通っていたことがあります。

そこで何人かの仲間と出会いました。

基本的に皆絵を描くことが好きな人々です。

仲良くなった友人達とスクール終了後にファミレスに集まって雑談に花を咲かせたり、皆で絵の展示会を観に行ったりとそれなりに交流を深めていきました。

作品を展示するアート系のイベントにグループで参加したりもしました。

しかし、彼らと交流していくうちに徐々にストレスが溜まるようになっていったんです。

私と彼らには「絵を描くのが好き」という共通項がありましたが、だからといって実際に自分と馬が合うかどうかというと・・・それは全く別の話なわけでして。

それを一緒に活動していく中で痛感しました。

グループの中には

・人の絵を批判してばかりで肝心の絵を描かない人
・やたらとマイナス思考な人
・おしゃべりが大好きで絵を描かない人

こう言う人もいたわけです。

同じ趣味の仲間と交流することだけが目的で、実際には全然手を動かさないという人も多かったですし。

確かに仲間内でイラスト論とか夢とか語るのは楽しいし、一緒にいて刺激にはなります。

でも、実際に彼らと過ごす時間が自分のためになっているかというと・・・正直、有意義な時間にはなっているとは言い難かったですね。

その時間に自分で絵を描けるなと思ってしまったのも事実です。

エネルギーヴァンパイア!?創作活動や絵を批判してくる人には関わるな

仲間内で一人、他人が描いた絵に対して何かと粗探しする人がいました。

私は幸い被害(?)には遭わずに済んだのですが、友人1名(A子さんとしましょう)が標的にされてしまい、毎回新しいイラストを描く度に批判をされていて見ていて非常に不快でした。

「この絵って~のキャラに似てない?」
「パース狂ってるじゃん。ちゃんと資料とか使って描いてんの?」
「デッサンおかしくね?顔だけ上手くてもダメっしょ。」
「毎回同じポーズじゃん。これしか描けないの?」

人の絵を見て自分が気になった点を指摘したり、個人的なアドバイスしたりするのは悪いことではありません。

ただ、指摘するにしたって何事も言い方ってものがありますよね。

その人は明らかにアドバイスというよりは、ただイチャモンをつけてるだけに見えました。

揚げ足取りというか意地悪というか、明らかに悪意あるでしょ?っていう言い方なんですよ。

こういう人は一緒にいてすごく疲れます。

しかも、この手の人に限って口だけはやたらと達者で理屈っぽいんです。

冷静に他人のマイナスポイントを指摘してきて、ロジカルな物言いで完膚なきまでに論破しようとしてくるので、言われた側は成すすべもありません。

絵をこき下ろされるがままのA子さんは、その度にイラついたそぶりを見せたり、時にはひどい言い方をされて泣きそうな顔になったりしていました。

本当にためになるアドバイスならいいけど、人の批判ばかりの人は一緒にいない方がいいです。

私はこのようなマイナスオーラが出ている人と一緒にいると、かなり影響を受けてしまう方です。

その人と別れた後ですごく疲れてしまい半日寝込んだこともあるくらい笑

面白いのが、人の絵を批判する人って自分の絵に対して何かネガティブなこと言われると必死で言い訳するんです。

「この絵は睡眠時間短かったから出来がいまいちだから・・・」
「これはあくまで習作。本番はもっと塗りをしっかりやるつもり」

とか・・・笑

自分は絶対けなされたくないけど、人の絵にはめちゃくちゃケチをつける。

こういう人はきっとプライドが高いんでしょうね。

あと、これもありがちなんですけど絵関係の情報だけはやたら持ってて、

あの作家は実は●●でたいして上手くない
あのギャラリーは●●だからダメ
写実的な絵なら写真でいいわけ。オリジナリティがないと!

とかやたらと偉そうに上から目線で評論家をきどったり、事情通ぶる人もいますし・・・。

あなたの近くにも似たような人、いませんか?

実際はこの手の人は、描けない自分の苛立ちを他人にぶつけてくるだけだったりします。

ちょっと誰かが褒められたリ、活動が上手く行き始めると嫉妬したり、足を引っ張ろうとしてきたりするので関わらない方が吉ですよ。

士気を下げるだけ?マイナスオーラを放っている人には近づかない

また、これも仲間内での話ですが、他人の絵の批判はしないものの

「絵が下手だからどうせ私なんてダメだよ・・・」

とやたらネガティブ思考をする人もいましたね。

こういう人種も度が過ぎる場合は、やはり関わらない方がいいです。

創作活動をしていてうまくいかない時に、絵のことで悩んでしまうのは誰でもあることですし、仕方ないのないことです。

でも、常に

「私は皆と違って下手だから・・・」
「皆は絵描くのが上手くていいね。私なんて・・・」

といったネガティブな発言や考え方をする人と一緒にいると、どうしてもエネルギーを持っていかれてしまいます。

一緒にいてマイナスな気持ちになる人には極力近寄らない方がいいですよ。

大体、自分が下手なのを言い訳にして絵が描けないだの作業が進まないとか言ってる人間は、1年後も結局同じことを言ってるでしょうから。

マイナスオーラを放っている人が近くにいると、疲れるだけではなく運気も士気も下がるだけ。

うまく距離を取ることをおすすめします。

イラスト仲間でもおしゃべりばかりで手を動かさない人は困り者

あと、これも体験談なのですが「決して性格は悪くないけど手を動かさない人」も一緒にいるべきではないですね。

絵を描きたいと口では言っているけれど、いつまで経っても行動に移してない人っていませんか?

不思議なことに、何故かそういう人に限って音頭取りだけは得意だったりするんです。

創作のモチベーションを上げるために

・一緒に展示会に行こう
・週に一回作業会しよう
・交流のための飲み会を開こう

と何かしらメンバーとの交友や繋がりを深める機会を作ってくれるのはありがたいですし、確かにその瞬間は一緒にいて楽しいのも事実。

だけど、実際は後から振り返ってみると何の生産性もない時間だったりするんですよね。

そもそも、絵を描いたり小説を書いたりするという行為は非常に孤独な作業です。

自分が書かねば何も進まないし何も始まらない。

モチベーションが下がってるから描けない、気分が乗らないから創れないとか言ってる時点で甘えているんです。

誰でもモチベが下がる時はあります。

だから、たまに仲間達と直接会って話をしたり、電話やSNS等でおしゃべりするのはいいと思いますし、それを否定はしません。

でも、無駄に会ってただ遊ぶだけになってしまったり、時間を浪費するだけじゃだめなんです。

次会う時に、その人が前回から何の作業も進めておらず、忙しくて出来なかったと言い訳するようなら要注意。

何のために交流を保つのか考えた方がいいですよ。

そういう人と一緒にいると悪い意味で引っ張られちゃいますしね。

創作に対しての意識が高いか低いか、目的があるのかないのか。

これは人によって違います。

本気でやりたい人もいれば、習い事感覚でお友達作りが目的の人もいるので、自分にとって目的やゴールが近い人と関わった方がいいですね。

所詮人と人とは相性が全て?展示会での嫌な思い出

創作活動をするうえで、仲間達と何かしらの共同作業を一緒にするケースも多々あるかと思います。

これに関しても私の中で痛い思い出があるので、反省がてらお話したいと思います。

昔、仲間達と何人かで絵の展示会を一緒にやったことがあります。

そのグループ内で一人、妙にそりが合わない人がいました。

今思うと単に相性が悪かったんだと思えますが、当時はその人と一緒にいること自体がとてもストレスでしたね。

性格自体が結構きつめだったのもありますが、仕切りたがりで勝手に色々指示してきたかと思ったら、こっちの意見も聞かずに役割分担を決められて、何故か私は経理係を押し付けられることに。

お金の管理や集金をするよう言われ、展示会のメンバーにいちいち会計報告したり、まだ支払いをしてない人に催促のメールを出したり、払った払ってないの確認のやりとりだけで無駄に何往復もする羽目になったり・・・。

展示期間中は、そういった絵を描くのとは全く関係のない煩雑な作業に追われました。

しかも、その人に今の状況を逐一報連相するよう求められ、まるでこれは仕事か?と思うような面倒臭さを味わいました。

おかげで、展示会自体が憂鬱になってしまったんです。

作品を作るだけならまだしも、仲間内で一つのイベントに参加したり、共同作業をするとなると、面倒臭い人がいた時にしんどいなと思いました。

当日もとにかく憂鬱で、早くこの期間が終わらないかなとひたすら願うばかり。

打ち上げには仕方がないので渋々参加しましたが、とっとと切り上げて帰りたいなと感じ、結局そのグループでの集まりに参加することは二度とありませんでした。

イベント参加で何か特別メリットや恩恵が得られたかというと、正直全くそんなことはなかったですし・・・。

創作仲間を作るのはいいですが、自分にとってその仲間は本当に必要なのか?はしっかり考えた方がいいです。

人間関係のストレスが一番面倒ですからね。

自分が好きで絵を描いているのに、その絵の人間関係でストレスが溜まってしまうのは本末転倒。

自ら作った仲間が原因で絵が描けなくなるくらいなら、そういう関係は潔く断捨離してもいいと思いますし、あえて友人とか仲間を作る必要もないと思います。

今はネット上で作品発表も出来るし、交流を深めたいならインスタとかツイッターとかありますからね。

SNSでも一部の面倒な人達のせいで精神を削られてしまうなら、あまり交流はせずに作品を淡々と発表するだけでもいいでしょう。

うまく使い分けるなり割り切るなり、自分が考える最善の方法でうまく付き合っていくべきです。

人付き合いに向き不向きはある!無理に仲間を作る必要はないよ

結局、互いに「絵を描くのが好き」という共通項があったとしても、それだけで仲良くなれるほど人間は単純じゃないってことです。

性格がきつい人もいるし癖がある人もいます。

個性派といえば聞こえはいいけど、自己中だったり圧が強い人もいます。

結構二手に分かれる気がするんですよね。

・自分の世界を持っていて寡黙に作業を頑張る人
・自分の存在をガンガン打ち出して行きたい人

後者のタイプは承認欲求も強く、外への営業もうまいしアピール力やプレゼン力もあります。

友達作りもうまいし、ある意味絵の世界においては陽キャというかパリピ感すらあったりします。

彼らからは学ぶ部分も当然あります。

だけど、そういう人と合わないのなら無理に付き合う必要もありません。

仲間がいないと創作活動やっちゃだめというわけじゃないのだし。

ちなみに、スクールには一匹狼的な人もいました。

あまり皆との会話にも入らず、スクール後のお喋り会にも参加せず、飲み会でも1次会だけの参加で即帰宅。

「変わった人だよね。」
「皆と壁作ってるよね。」

とか影でコソコソ言われていましたが、その人はひたすら黙々と淡々と絵を描いて地道に営業を続けた結果、誰よりも早く絵の仕事をもらっていました。

結局、仲間がいようがいまいが、自分が描くか描かないか。

やるかやらないかだけなんです。

交流とかなくても、自分を信じてひたすら精進を続けて自ら動くことを辞めなかった人は何かしらの結果を出しているのです。

創作活動をするのなら、まずは描くこと、作ることに専念した方がいいですよ。

そのうえで、技術的な役立つアドバイスをしてくれる先生がいるならそれはうまく活用すべき。

励ましあえて向上し合える仲間がいるならそれはそれでいいですし。

でも、慣れ合いとかただ単に傷をなめ合って行動しない仲間ならいらないと思います。

自分にとってマイナスにしかならないし、創作は本来孤独な作業であり、完全に自己との戦いですから。

あくまで自己管理の問題なんですよね。

描くのが嫌なら描かなければいいだけの話。

だって誰にも頼まれていないのだから。

人がいないと頑張れない、人に言われないと頑張れない。

それなら止めた方がいいし、無理にやる必要もありません。

本当にやりたいことだったら、友達とか仲間とかいなくても勝手にやると思うから。

まとめ・創作活動で他人と交流を深める前にまずは作品を制作しよう

そんなわけで、創作活動するにあたって仲間は必要なのか?についてを私なりの経験談も踏まえたうえで個人的な意見を述べさせていただきました。

これはあくまで私の考えなので、交友を深めるのが好きな人もいるでしょうし、一つの参考程度に聞いていただければと思います。

創作にはただでさえエネルギーが必要なので、それを妙な人間関係で消費してしまうのはもったいないです。

もし、今いる自分の仲間がマイナスな影響しか与えてこなさそうだなと感じたのなら、うまく距離を取らないと疲れてしまいますよ。

そもそも、絵のジャンルも人によってバラバラなので、誰でも彼でも会いまくったところで得るものは少ないです。

自分にとって参考になる部分があるならいいけど、そうじゃないならそこまで頻繁に会う必要もないでしょう。

一番大事なのは作品を作ること。

ある程度作ったうえで、今度は色々アドバイスを受けたいとか自分の知らない情報を得たいとかなら交流を広げてもいいかも知れません。

でも、まだ何も行動をしてないうちから情報や人脈だけとったところで得るものはありません。

とにかく作品を作りましょう。

作品を作ってないのに仲間だけ作って、結局精神的に疲れてしまい作業が進まないというのなら言語道断。

今、自分にとって必要なのは作品に割く時間なのか?

それとも人脈作りに割く時間なのか?

よく考えて貴重なリソースを使っていきましょう。

それでは、楽しい創作ライフを!

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